春の気配が・・・ 山菜狩りにはオピネル
近隣の町で開催されていた早咲き桜のイベントも終わり、また別の地区ではソメイヨシノの前に咲くイベントが始まっています。日本人は本当に桜が好きな人種だなとつくづく思います。
さて、かくいう私も春は大好きで、まずは渓流釣りの解禁があり、そうこうするうちに竹の子掘り、山での山菜狩り、海での磯もの(ふのり、貝類)採りが始まります。特に山菜狩りはシーズンになると毎朝近くの山に出かけては、籐の買い物かごにいっぱいワラビを採ってきます。ワラビを入れるのに最初の頃はスーパーのビニール袋を愛用していたのですが、蒸れてくたくたになるのと、入れるたびに袋を開かなくてはならないのが面倒でした。そこで何かいいものはないかと探してみたところ、昔母親が使っていた買い物かごがちょうど使い心地がよく、愛用しています。形にこだわればもっと良いものがあるのかもしれませんが、まずまずです。もう一つかかせないのが、オピネルのナイフです。数年前に購入したのですが、ガーデニング用のフローリストモデル。刃の形状が少し鎌のようになっているタイプです。ビーパル紙で蜂須賀氏がキノコ狩りに用いているタイプほど曲がってはいませんが、軽く内側に曲がっている形状が山菜狩りには都合がいいのです。で、現在販売されているフローリストモデルは、たぶんステンレスのものしかないと思うのですが、オークションで鋼のモデルを見付けたので思わず予備用にと2本購入しました。オピネルの鋼は錆びやすいのですが、やはり切れ味にはかえがたく、手に入れました。購入してみて気がついたのですが、今のステンレスモデルに比べて刃の収納が悪いのです。刃の形状に合わせて木のグリップも曲がってはいるのですが、切り込みが浅く刃が収納出来ません。下手をするとポケットの中で、刃が開いてくる可能性がありました(オピネルは仕舞った状態ではロックはできません)。そこは木製のグリップの良いところで、自分で刃の形状に合わせてノコで削ってあげました。安くてよく切れるオピネル。本国ではテーブルナイフとして使用されていますが、まずは欲しい一本です。
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