恐竜たちとともに一晩
静岡市清水区にある東海大学自然史博物館で「恐竜研究家ヒサクニヒコさんと一泊恐竜夢旅行」のイベントに娘と参加してきました。大きな恐竜の復元標本が展示してある展示室に寝袋で1泊しながら、恐竜研究家ヒサさんのお話や学芸員さんのモンゴルでの発掘の話または恐竜時代からある食材を使った食事などのイベントでした。応募総数350名からの20組参加の高倍率で恐竜の根強い人気がうかがえました。
手が込んでいたのは夕方に出された食事だったのですが、左上レモンが添えられたフリッターはワニの肉だそうで、味は冷えていたので硬かったですが鶏肉の味でした。ローファットでダイエットにもよさそうです。右下の小さな枠に入った黒い物、「イナゴ」です。正直これには手を出ませんでした。はっきり虫の後ろ足の形が見えているとちょっとグロイです。アサリの下にあるのがアオウミガメの煮物です。本当は生の食材で調理をしたかったようですが手に入らず、小笠原のほうで作られているアオウミガメの缶詰のようです。味は鯨のヤマト煮のようでポロポロする赤身の部分と食感のあるゼラチン質の部分がありました。そのほかシダ類のゼンマイワラビ、胡桃や銀杏など古生代から存在する食材のお弁当です。その後全長30mの恐竜を真上に眺めながら就寝。翌日の朝9時30分までのイベントでしたが、スタッフの苦労がうかがえ一人5,000円の参加費では安いくらいです。機会があればまた参加したいですが、抽選なので難しいでしょうね。
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