2008年03月27日
津波の実験

先日参加した恐竜のイベントの翌日、同じ東海大学が管理する海洋科学博物館を見学した。もちろん主体は魚類の展示ですが、それ以外にも海洋生物の動きを模したメカニカル模型や、海洋探査の展示、あるいはつい最近堀江謙一氏がハワイから出航したサントリーマーメイド2号の波浪推進船の技術模型が展示してあったりと興味深い展示が多いのですが、屋外には津波の状況を再現できる実験装置があります。10メートルぐらいのプールの端に、入組んだ湾に家屋の模型が配置されたジオラマが有ります。造波装置で波を起こすと沖合いでは1センチにも満たない波が、防波堤手前では10センチほどの高さになり手前の地域を浸水させ、防波堤に囲まれている地域も中心の川に沿って津波が上がってくる様子が良くわかります。津波は2度発生しますが、1回目の波が引かないうちに(特に防波堤に囲まれた地域は)2回目の波が来るのでより高く海面が上昇します。1度目の津波が小さいからと安心しているととんでもないことが起こることをあらわしています。機会がありましたら是非見学してみてください。
2005年09月15日
無公害エネルギー
全世界の石油が枯渇すると脅かされた「OIL CRISIS」(日本では石油ショック)から30年余り。省エネルギーは環境問題(酸性雨、地球温暖化防止)として取りざたされている。省エネと言われても、エネルギーを使わずに居られない現代は、まさに自分でエネルギーを創らなければならなくなっている。太陽光発電や風力発電などは現在コストは非常に高いが、今に各家庭に標準装備される時代もくるかもしれません。災害時にも各家庭に発電装置があればインフラの復旧は案外早いのでは。