2007年11月14日
実包って昔言わなかった?Zippo ジッポ

タバコをやめて15年、ライターを持ち歩くことはなくなりました。キャンプでもほとんど100円ライターやチャッカマンの類でこと足りるので、新たにまともなライターを買うことはなくなりましたね。でもライターは大好きです(今までの記事を見ればわかりますが)。
ライターに興味を持ち始めたのは高校で山登りをしてた頃ですが、最初に買ったのはオイルライターの定番「Zippo」でした。Zippoのイメージは、風に強いとか壊れにくいとか機能面だけでなく、見ても美しいしフタを開く音や燃える匂いも魅力です。最初の1個は写真の一番上のもので、見えにくいですがZIPPOのロゴの左に4本の////右に3本の///で1975年製です。製造年の調べ方はこちらのサイトを参照。銀色の本体にヘアラインのベーシックなモデルで、当時お金はそんなに持っていなかったので、市内の骨董品屋で中古を買いました。2番目はロゴ的には古い年代なのですが、フラットトップタイプのレプリカ(上フタがフラットになっている)で1986年製です。前後して3番目は1985年製でミラーのように写りこむクロームメッキのタイプ。4番目は1989年製ブラスの物。5番目は2001年製、釣り宿の真鯛釣り大会の3位の賞品で頂いた物です。タバコをやめて使うことはなくなりましたが、眺めているだけでも楽しくなりますね。
2007年10月19日
非常持出品(サバイバルグッズ)は常時持ち歩きましょう

災害時の緊急避難用に各家庭で非常持出袋(銀色のナップサック)を用意している方も多いと思う。しかしながら常に家にいる時に地震に見舞われるかというと決してそんなことは無い。外出先での被災にも備えるべきであろう。また、非常持出袋という普段触れる必要の無いものに入れてしまうと、中にいったい何を入れたのか、使用期限が過ぎているものがあるのか、使い方はどうなのか、おそらく判らなくなってしまう。そこで最低限必要な個人装備(山用語?)は常に持ち歩くようにしたい。自家用車で通勤している方なら車の中に入れておいてもいい。写真で紹介しているのは私が普段持ち歩いているもので、ぜひ備えてほしいものです。
右上の丸い缶は「NUWICK44」という44時間使えるというキャンドルです。まだ開けたことはありませんが、中に蝋の塊と替え芯3本、ピンセットとマッチが入っています。明かりとしての用途の他に、暖を取ったり同時に3本の芯を使ってコンロの代わりにも使えるものです。右下はサバイバルブランケットと呼ばれるアルミ箔でできた毛布です。毛布といっても横になる為の物ではなく、身体に巻きつけて寒さを防ぐものです。左側の四角いものは書いてある通り三角巾で、包帯、止血帯として重要です。小さいものは「レサシエード」といってCPR(心配蘇生法)を行うとき、人工呼吸で患者の口に装着するものです。直接口をつけないようにするのと、弁がついているので吹き込んだ息が戻ってこないようにする為の道具です。緊急時とはいえ人工呼吸法は感染症の恐れがあるのでこういったものを使います。但し最近の救急医療の研究では、人工呼吸よりも心臓マッサージを重視しているようです。人工呼吸を行わなくても蘇生率は変わらないらしいですね。
当然これ以外にも持っておきたいものはありますが、自宅から会社までとかあるいは学校までと、その間で必要だと思われるものを普段から考えておいたほうが良いと思います。公共交通機関が止まった場合歩いて自宅まで帰るとして、途中水が補給できるのか、どこかに泊まれる場所があるのか等々考えておくことが大事です。
2007年10月04日
アサヒ玩具ではない「ママコンロ」 アルコールコンロ
数年前にオークションで購入した新古品のアルコール燃料のコンロです。

小豆色のゴトクの付いたコンロ本体の中にアルコールのバーナーが入っています。直径約25センチほどあるので、土鍋をのせても安定して使えます、おそらく用途としては室内で鍋料理に使うものだと思われます。付属していた箱の古さや本体のデザインから10年以上は昔のものだろうと思われます。しかしながら錆びも無くアルコールバーナー自体壊れるところが無いので問題なく使用できます。付属の50CCの燃料を量るカップにアルコールを入れバーナーの中心の白い部分に注ぎます。白い部分は石綿状になっていて燃料はすぐに浸み込みます。タンクの容量からおそらく倍の100CC入れることは可能です。50CCで約20分ほどは使用可能です。火力はトランギアなどのアルコールコンロに比べて炎の出る穴の数が少ないので7割程度のものですが、旅館の宴会場で使う一人用の鍋であれば充分調理は可能で、4人用の土鍋でも保温程度なら充分使えます。付属のリング状の器具を使えば火力を弱くできるので、とろ火も可能です。今のようにアルコールの固形燃料を使わなかった時代に、使用されたものでしょう。私は冬になるとこれで一人用の湯豆腐を楽しんでいます。「ママコンロ」という名前も時代を感じさせますよね。オークションで500円、送料が600円でしたが良い買い物でした。 物騒なものが写ってますが、ソフトエアガンですのでご安心を。コクサイのパイソン357マグナム。

小豆色のゴトクの付いたコンロ本体の中にアルコールのバーナーが入っています。直径約25センチほどあるので、土鍋をのせても安定して使えます、おそらく用途としては室内で鍋料理に使うものだと思われます。付属していた箱の古さや本体のデザインから10年以上は昔のものだろうと思われます。しかしながら錆びも無くアルコールバーナー自体壊れるところが無いので問題なく使用できます。付属の50CCの燃料を量るカップにアルコールを入れバーナーの中心の白い部分に注ぎます。白い部分は石綿状になっていて燃料はすぐに浸み込みます。タンクの容量からおそらく倍の100CC入れることは可能です。50CCで約20分ほどは使用可能です。火力はトランギアなどのアルコールコンロに比べて炎の出る穴の数が少ないので7割程度のものですが、旅館の宴会場で使う一人用の鍋であれば充分調理は可能で、4人用の土鍋でも保温程度なら充分使えます。付属のリング状の器具を使えば火力を弱くできるので、とろ火も可能です。今のようにアルコールの固形燃料を使わなかった時代に、使用されたものでしょう。私は冬になるとこれで一人用の湯豆腐を楽しんでいます。「ママコンロ」という名前も時代を感じさせますよね。オークションで500円、送料が600円でしたが良い買い物でした。 物騒なものが写ってますが、ソフトエアガンですのでご安心を。コクサイのパイソン357マグナム。
2007年09月12日
恒例の富士山裾野のキャンプ

9月初めには毎年富士山の裾野にあるキャンプ場に家族で行くことにしている。夏休みも終わり9月の連休を避けて比較的空いている時期だからです。今年はタープを新調してスクリーンタイプにし、家族は車の中で寝かせ、自分だけタープにコットを持ち込み静かに寝ようと考えました。タープを新調するに当たって、あまり人と同じものを好まない私はコールマンだけは避けようと考えてました。コールマン自体が嫌いなわけではないが、あまりにも使っている人が多すぎて辟易していました。変わった物がないかと探していたところ、サウスフィールドで販売しているヘキサタープにスクリーンが付属しているものを見つけました。レクタではなくヘキサだというところや、しっかりポールを立てないと自立しないという設営が簡単ではないところが、気に入りました。使ってみたところ、壁面が垂直なのは非常に広く感じて圧迫感が無く使いやすく満足がいくものでした。値段も手ごろなのでお勧めします。しかしながらアルペン系列でしか手に入りませんので念のため。夜はそれなりに冷えたのですが、以前紹介したキャンピングストーブ セコイアにオガ備長炭を数本入れて火を熾しておいたので快適でした。(タープの中での炭の使用は充分気をつけてください。火災や一酸化炭素中毒の原因になります)ポールに関してですが、ど鉄の重いポールなので長い2本だけはロゴスのアルミ製プッシュアップポールに換えて使いました。ペグも純正のものは使わずに、これは定番ですがソリッドステーク30cmを使用しています。
2007年09月07日
災害を防ぐ心がけ 「減災」について
台風9号(フィートウ)が予想通り伊豆半島を縦断していきました。こんなにも予報通りの進路を進むのは予報の技術が進化したのか、進路を変える他の不安定なファクターが無かっからなのかですが、恐れていたのは台風の速度の遅さとその中心気圧965hPa(ヘクトパスカル)です。
昨今、災害を最小限に防ぐ努力が個々に求められています。というのは災害自体を防ぐ防災というものには限界があり、また自然現象を完全に防ぐことは到底できません。そこで災害の被害を少しでも減らすという意味で「減災」という言葉が使われています。減災の基本はまず今から起こる災害をイメージできるかどうかというです。今回の台風9号、速度が遅いと言うことは雨風を受ける時間が長いと想像します。そうすると土砂崩れや河川の氾濫が予想されるわけでそれに対する対処ができます。また、中心の気圧の数値もある程度知っていれば台風の強さが(風の強さなど)想像でき、飛ばされやすい植木鉢をしまうとか、屋外看板を補強するとか対処ができます。地震災害などもそうですが、こんなはずじゃなかったと言うことが無いように、普段から危険箇所などをイメージをしながら過ごしていただきたいと思います。